湿気の無い晴天が好き

日々のつぶやきを、のんびり、まったりと書きます。

覚え: 海外在住の友人がほしがったもの

 ドラッグストアで買えるもの。

 

・綿棒

・歯ブラシ

・歯間ブラシ

サランラップ

・除菌のウェッティ

ジップロック

・防虫剤

 

現地にもあるけれど、特にサランラップは日本製が一番!らしい。

覚えておこう。

 

追記: サランラップを入れる箱。カッターがついていて、
      サランラップがストレスなく切れるやつ!

 

本: レインツリーの国

有川浩さんの作品。

 

身体に障がいを持った人に関連する小説は、

今までたくさん読んできましたが、今までで一番心に響きました。

障がい者を一人の人間として扱うという、簡単なようでなかなか

出来ない描写が、とても丁寧で、本を読みながら涙が浮かぶことも

多々ありました。

私が中途障がいを持ってから、うまく人に伝えられないもどかしさや

自分でも気づかない内側の「葛藤」を、この小説が表現してくれていると

感じる部分もありました。

すごいです、この作品。

 

メールのやり取りが冒頭から続くので、互いを表現する「ことば」は

一切ごまかしがききません。会話と異なり、自分の本意が伝わらなくても

すぐには訂正が出来ない緊張感があります。

障がいを持った人がそれを行い、出版するには、「人権」や「差別」

といった問題が絡むことで、表現には制限もあっただろうし

難しい面も多々あったと推測します。

 

変に美化することもなく、

実直で、

読んでいて気持ちよかった。

夢中で読んだあと、すがすがしかった。

 

「人それぞれ」

 

これからも、ことあるごとに手に取りたい良作です。

 

 

 

映画: スープ・オペラ

瀧本智行 監督

坂井真紀 主演

そのほかにも好きな役者さん、多数。

 

どんなときもスープを飲めば大丈夫。

 

鶏がらスープと、手持ちの野菜で、アクを丁寧にとって

煮込んだスープ。

いろいろな巡り会わせで、時には共にスープを飲んだ人たちは

それぞれの事情でやがて離れていく。

そういうものだ。

 

どこかの国のバスのように、

いつくるかわからない、

きても自分からアピールしないとバスに乗れない。

 

そういうものだ。

 

冒頭の、つるにからまったメリーゴーランドも、

後半のきらびやかなメリーゴーランドも、どちらも良い。

 

そういうものだ。

 

 

無所属だからこその生き様

詩人、あいだみつをさんのことば(抜粋、私なりの解釈でメモ)

仕事がなくても

地位がなくても

肩書きがなくても

すばらしい生き様を見せてくれる

すばらしい人間性の師匠と出会ったことが

大切な財産

 

よい人に出会うことがとても大切なんだね

 

私は、しばらく「地位」や「肩書き」がある人ともめて

「地位」や「肩書き」が無い自分が、周囲からどう見られるか

痛いほど感じた

社会的に信用がないんだよね

正しいこと、嘘を言わないこと、そんなことは周囲はどうでもよくて

真実なんてどこにあるなんてかまっちゃいない

 

ただ「社会的地位のある人」のある人が言うことが「真実」なんだ

 

 

私のことを以前から知っている人は、私を信じてくれたことがせめてもの

救い。

ただ、揉め事の成り行きは「社会的地位があるかないか」それで変わってしまう。

少なくとも私の場合はそうだった。

 

仕方ない。

 

私には地位も名誉もないけれど、

何も無いからこその生き様というか、一つ一つを丁寧に生きていくしかない

それを再認識した。

 

よい人に会いたい。

そのためにも、自分を磨いて地道にいこう。

「三年後の自分の味方を得るには、今を磨く」

何かの本で読んだ言葉

 

いろいろなことが長くつらかった約5年、耐えて、乗り切ったけど

充実感は無くて、ただただ疲れが残っている今。

落ち込んで、泣いて、悔しくて、思い通りにいかなくて、悲しいけれど、

 

地位も名誉も所属もないからこその、気楽さも、もしかしたらあるかもしれない。

ないものねだりではなく、

今自分が居る場所を大切に、失いことは何も無い、恐れず

やっていくしかない