続く、つづくー
浅田真央さん、
木村沙織さん
よりによって、本当に心から大好きなアスリート二人の引退が重なった。
悲しくてたまらない。この二人には、感情のひだをたくさん豊かにしてもらったんだ。
スポーツの面白さをたくさん教えてもらったんだ。
わかってる、理解している、仕方ないこと、いつか来ること。
だから、大好きなアスリートのこれからの幸せを私なりに精一杯願ってる。
少しずつ気持ちの折り合いがついてきたと思ったら、
バレー女子の鳥越未玖さんの勇退を知った。
少し前に知ったけど、考えないようにしていた。
でもやっぱり現実なんだ。
あんなに美しい二段トスを上げるリベロ。
気持ちよさそうに、鳥越さんのトスを打つアタッカーを見ると
たまらなく、バレーボールって楽しそう!って、爽快感を覚えた。
リベロというポジションの魅力をたくさん教えてくれた選手です。
もっともっと見たかったな。
引退しちゃうのかな?
バレーは続けるのかな?
続報待つ。
好きな選手の引退が続く、つづくー。
寂しい、悲しい。
でも、好きで応援したい選手がいた事実は、やっぱり幸せだったんだよね。
みんなに幸あれ ^^
「無」になる
いろいろと人との関係でつかれきっていたので、
自分から発信をしない生活をしばらく続けてみた。
誰かに連絡を取らずに、受身。
実は、これは恐怖感があった。
友達ゼロになるかな、もう誘われなくなるかな、とか。
人との関係でつらかったり疲れたりしているのに、
気が小さい私。われながら面倒くさい。
ただ、やってみて思ったのは、楽ちん。
思ったよりさびしくない。
それに、会いたい人には意外に会えた。
疲れたときは、「無」になろう。
それでもしさびしくなったら、あとで取り戻せるものもきっとあるし、
取り戻せないものは、きっとそういうものだったのかもしれない。
人が怖いと言う気持ちを克服するには、どれくらいかかるかな。
肩書きのある、声の大きな、作り話ばかりする、世間的に立派な人が
大嫌い。(全員じゃないよ)
今は特に。
本: レインツリーの国
有川浩さんの作品。
身体に障がいを持った人に関連する小説は、
今までたくさん読んできましたが、今までで一番心に響きました。
障がい者を一人の人間として扱うという、簡単なようでなかなか
出来ない描写が、とても丁寧で、本を読みながら涙が浮かぶことも
多々ありました。
私が中途障がいを持ってから、うまく人に伝えられないもどかしさや
自分でも気づかない内側の「葛藤」を、この小説が表現してくれていると
感じる部分もありました。
すごいです、この作品。
メールのやり取りが冒頭から続くので、互いを表現する「ことば」は
一切ごまかしがききません。会話と異なり、自分の本意が伝わらなくても
すぐには訂正が出来ない緊張感があります。
障がいを持った人がそれを行い、出版するには、「人権」や「差別」
といった問題が絡むことで、表現には制限もあっただろうし
難しい面も多々あったと推測します。
変に美化することもなく、
実直で、
読んでいて気持ちよかった。
夢中で読んだあと、すがすがしかった。
「人それぞれ」
これからも、ことあるごとに手に取りたい良作です。