湿気の無い晴天が好き

日々のつぶやきを、のんびり、まったりと書きます。

入院後

実父は命は助かったけど、長期リハビリが必要。
けれども、リハビリを我慢できない性格。
病室でも他の患者さんとトラブル。
看護士さん他、入院先のスタッフさんにも横柄な態度を取り、
「トラブルメーカー」認定を受ける。

娘として、父が難しい人だと幼いころから嫌というほど認識
してきたけど、これほど「人」とうまくやれないことに
涙が出るほど情けなさを覚える。

右半身がうまく動かないのに、看護師さんに横柄な態度を
取る。助けてもらう相手に、罵声を浴びせる。

私は頚椎を骨折したことがあるので、寝たきり状態を経験している。
動けない辛さ、人の助けを借りなければ何一つできない辛さは
理解しているつもり。その経験があるからこそ、何か役に立てればと
いろいろと話をしてみるし、父が自分の症状を受容出来るまで
待つ姿勢も見せてきている。

家族が言って聞かせようが、一向に父の感情は収まらない。

併せて、私が幼いころから不仲の実母も、父が倒れてから
おかしな精神状態になっている。

命は助かったことは、ありがたいものの、
今まで家族の中で抱えてきた問題が噴出。
試行錯誤の日々が始まる。今も続いている。

自分が入院していたときよりも、辛い。

誰かを自分の思い通りに動いてもらおうなんて
おこがましいと思う。
でも、病院での共同生活で、「人」との接し方が
最低すぎて、病院に行くたびに顔から火が出るほど
恥ずかしくなる。

急な病気が発症したとき、誰しも動揺すると思う。
そんなとき、どう病気と向き合うか、
その人となりは、どこで決まるのだろうか。

親が老齢まで生きてくれることは恵まれているのかもしれないけど、
本当に、辛い・・・

実父の病気

実父が脳梗塞で倒れた。緊急入院。

 

1ヶ月ほど前から、体の動きが悪くなり、ろれつが回らなくなった。

何度か受診したけれど、診断は「熱中症

水分不足を点滴で補い、帰宅していた。

 

4度目の受診後、倒れて緊急入院。

精密検査の結果、脳梗塞が発覚した。

 

家族の病気に動揺する。

自分が思うように動けないために、思うように家族をサポートできないことに

ストレスが増す。

みんながそれぞれ、やれることをやれるだけやっていくしかない、

わかってはいるけれど。

 

父は病気のショックで泣いてばかり。

今まで父の涙を見たことは、幼少期に一度きり。

変わり果てた父の姿を受け入れることにも、力が必要だった。

 

 

動揺が続きながらも、「現実を受け入れる」こと、そのまえに「現実を見る」
ことの必要性は、しっかりと感じる。

 

まずは、今を見て、大切なことをする。

体が動く範囲で、できる事をやる。

 

今はそんな気持ち。

 

 

ドラマ「あなたのことはそれほど」最終回を前に

何を考えているかわかりづらい、女の人が主演で、

イケメンの同級生と再会して、不倫かよ。

最近、育三郎さん、よく出演してくれるな。それは嬉しい。

原作の漫画家の作品は好きだけど、特に興味が沸かないな・・・

最初はそんな風に考えていて、期待しないで見ていた。

この作品、すごいね。

どの出演者にも、それぞれのストーリーが見える。

 

正直、不倫の二人はそれほど興味がなくて、

周囲を支える人たちを見てしまう。

 

年齢を重ねた二人が、特に深みを出している。

主人公の母と、勤務先の院長先生。

この二人、すごいね。

「人生経験、これまでの道のり」をきちんと持っていつつ、

普段はいいかげんだったり、サラリとしている、

でも見抜いてしまう。誤魔化せない、魅力ある大人。


それから、主人公の親友が、主人公のことを「羨ましい」

というシーンがとても心に残りました。

こういう心情の描写、ドラマの魅力を引き立てると思います。

 

いいですね。

最終回、楽しみに待ちます。

 

 

ドラマ「母になる」感想

このドラマのファンの方がいたら、批判的で申し訳ないですが、
正直な感想を書きます。

 

 


製作側は、本当にこういう作品を作りたかったのか?

最初、誘拐のくだりから、小池栄子さんの過去を掘り下げるあたりまでは
丁寧な描写が見られる場面もあった。


でも、昨日の最終回を見て、

観ている途中で、残り時間が何度も気になる始末。

「そこじゃないでしょ」、他の家族の描写が長すぎた。

初回からの流れが、途中で迷走して、とっちらかって時間切れ。
そう感じてしまった。

結局、何を伝えたかったの?このドラマの軸はなんだったのか?

いろいろなエピソードが回収されないまま中途半端だったし、
残念な気持ちが残った。


脚本家の先生も好きだし、楽しみにしていた作品だったけど、
こんなに雑に描くなら、この題材を取り上げなくても良かったと思える。

別の家族の話よりも、誘拐された子どもの「気持ち」を知りたかった。
そう。終始、誘拐された子どもがどのような気持ちでいるのか、
観ている側には全く伝わってこなかった。


ただし、役者さんはインパクトがあった。
小池栄子さんの魅力を再確認。目に見えない心情を表現する器の大きさ。
孤独を表現するには最も魅力的な女優さんと感じた。

実の母との関係が、成人してもいつまでも根深く残る心情、
誰しも、どこか心当たりがあるのではないだろうか。小池さん、すごかった。


中島裕翔さん、藤木直人さんは、「巧いな」と思える場面が何度もあった。
特に、藤木さんは、初期のやつれ方が秀逸だった。

振り返ると、演者さんの魅力は表現されていることが、せめてもの救い。

脚本が面白く、時間を忘れる作品に、次は会いたい。

 

 

 

 

 

 

怖かったこと

人間関係を見直した自分は、
本当に一人ぼっちになってしまうのではないか。

怖かったけど、

少しずつ少しずつ自分のペースで。

再構築の時間。


身体の中途障がいをもってから、
ずっと人との向き合い方に苦心してきたけど、

 

それは私と触れ合ってきた人も同じで、
面倒だと思った人もいただろうし、
心から寄り添ってくれる人もいたし、
気分によって動く人もいたし、
いろいろだけど、

そういういろんな「揺れ」に動じない
動じても、さほど深く落ち込まずに、通常モードに戻れるように

一人が怖かったけど
一人は怖いものじゃないの、かも。

続く、つづくー

浅田真央さん、
木村沙織さん

よりによって、本当に心から大好きなアスリート二人の引退が重なった。
悲しくてたまらない。この二人には、感情のひだをたくさん豊かにしてもらったんだ。
スポーツの面白さをたくさん教えてもらったんだ。

わかってる、理解している、仕方ないこと、いつか来ること。
だから、大好きなアスリートのこれからの幸せを私なりに精一杯願ってる。

 

少しずつ気持ちの折り合いがついてきたと思ったら、

 

バレー女子の鳥越未玖さんの勇退を知った。

少し前に知ったけど、考えないようにしていた。
でもやっぱり現実なんだ。
あんなに美しい二段トスを上げるリベロ
気持ちよさそうに、鳥越さんのトスを打つアタッカーを見ると
たまらなく、バレーボールって楽しそう!って、爽快感を覚えた。

リベロというポジションの魅力をたくさん教えてくれた選手です。
もっともっと見たかったな。

 

引退しちゃうのかな?
バレーは続けるのかな?
続報待つ。

好きな選手の引退が続く、つづくー。
寂しい、悲しい。

でも、好きで応援したい選手がいた事実は、やっぱり幸せだったんだよね。
みんなに幸あれ ^^

「無」になる

いろいろと人との関係でつかれきっていたので、
自分から発信をしない生活をしばらく続けてみた。

 

誰かに連絡を取らずに、受身。

実は、これは恐怖感があった。

友達ゼロになるかな、もう誘われなくなるかな、とか。

人との関係でつらかったり疲れたりしているのに、

気が小さい私。われながら面倒くさい。

ただ、やってみて思ったのは、楽ちん。

思ったよりさびしくない。

それに、会いたい人には意外に会えた。

 

疲れたときは、「無」になろう。

それでもしさびしくなったら、あとで取り戻せるものもきっとあるし、

取り戻せないものは、きっとそういうものだったのかもしれない。

 

人が怖いと言う気持ちを克服するには、どれくらいかかるかな。

肩書きのある、声の大きな、作り話ばかりする、世間的に立派な人が

大嫌い。(全員じゃないよ)

今は特に。