真央さん
浅田真央さんが大好きだ。
15歳でデビューをしてから、今までずっと、大好きだ。
楽しそうにスケートをする。笑顔。そう、15歳の、あの笑顔に最初は惹かれた。
そして、スランプ他、大変なことを経験しながらも、「自分が望む演技」のために努力を重ねる
真央さんのことを、ずっとすごいと思っていた。うまく行かない時期も、必ず演技を見続けた。
うまくいかない時期に、たくさんの人の前に立ち続ける姿を見て、惹かれた気持ちは、
とても深い尊敬へと変化していった。そして次第に演技を見ると、自分を背筋が伸びるような、
そんな感覚を持つようになった。
実際に会った事が無い人に対して、このような感情を持つのは、真央さんが初めてだった。
真央さんは、「自分が望む演技」をするために、どれだけの時間、どれだけの努力を重ねて
きたのだろう。
努力をしても、採点競技故の、風通しの悪さで、どこにもぶつけようのない気持ちを抱えたことも
数え切れないほど、有っただろう。
そして迎えたソチ五輪。
ソチ五輪の真央さんの演技、真央さんの名前を叫びながら涙しながら見た。
積み重ねた時間、苦悩や喜び全て、それがフリー演技が終わった瞬間の涙と笑顔に
凝縮されていた。
これだけ多くの人が生きている中で、あの瞬間の真央さんのような「笑顔」を出せる人がどれだけいるのだろう。言葉にならない、素晴らしいでは片付けられない、真央さんの表情だった。
今後の選手生活は、真央さんが自分のしたいように、決めてください。
もちろん、ファンとしては続けて欲しい気持ちはあるけれど、いろいろな事情もあるだろうけど、
真央さんが決めたことは、受け入れます。
真央さんのスケートをありがとう。