湿気の無い晴天が好き

日々のつぶやきを、のんびり、まったりと書きます。

どこまで相手に合わせるか

中途障がいを持っていることで、
今度、学生さんを前に体験談をお話しさせていただく事になりました。
依頼を受けたときの私は、自分に出来るか悩みました。自分の話をするけれども、愚痴の垂れ流しは駄目だし、もちろん相手を不快にさせるような話をしたり、礼儀に反することはしない・・・自分なりに気をつけることを想像しました。相手がどう受け止めるかわからない。難しいかな、と思い、一旦はお断りをしましたが、恩人からの依頼につき最終的にお受けすることになりました。

時が進み、来月が本番。
主催者との打ち合わせを進めていくと、「これは駄目」とにかく多い。今の時代は、学生さんに対して、いろいろ「配慮」が必要なんですね。
(私も社会人学生をしている身ですが、あまり感じたことなかった・・・)

主催者側からの要求としては、
・男子学生を孤立させる話し方や内容は避ける
(数が、女子>>男子なので)
・適度に学生を誉めながら、話を進める
・学生の心理的負担への配慮として、患部の写真などは見せない、骨折のギプスもNG
・就職を控えた学生に、希望を持たせる内容にする

・・・などなど、まだまだあります。

聞き手に配慮することは、もちろん大切だと思います。でも、ここまでとは予想外。私の経験値が低く世間知らずであることを思い知りました。
受けた以上は逃げられないし、どうしよう。


どこまで相手に合わせるか。
主催者側の要求は守らなければいけない。
けれども、話してほしいという相手の依頼にも応じなければならない。
聞き手は知らない相手だから、反応も事前予測は不可能。
悩んでいます。

人前で話すことが出来る人、すごいなぁ・・・