湿気の無い晴天が好き

日々のつぶやきを、のんびり、まったりと書きます。

どこで区切るか

大好きなスポーツ選手が一人、引退を決めました。

脚光を浴び続けたのではなく、長い下積み期間を経て
ようやく第一線にのし上がり、丁寧に競技するその
姿勢や心意気が魅力的でした。

「まだできる」、「これからなのに」
そんな声が溢れる中での引退。

私の声など届くはずもないが、もっと見ていたかった。


どこで区切りをつけるのか。

「もうこれ以上無理」、「もう何も出てこない」
というところまで続ける人もいる。
「どこ」は、もちろん本人が決める。
理由も様々だろう。


わかっていても、惜しくて、さびしい気持ちでいたところ、


清清しい表情をした本人の口から
「誇らしく引退できる。幸せな競技人生だった。」


その言葉を耳にしたとき、私は、その選手を応援していた理由を
改めてわかった気がした。


どこで区切るのか。
どこで区切れば自分は「幸せ」だと感じるのか。
どう生きて行きたいのか。
よくわかっているのでしょう。魅力的な選手でした。

引退後、たまには様子が伝え聞けるといいなと思います。