ここ数年、確実に増えたのが、
誰かからの「実はね」という打ち明け話。
実はね・・・病気の話だったり、悩んでいることだったり、
気持ちの浮き沈みだったり、いろいろ。
特に多いのは病気や怪我の話。
相手いわく、「気持ちをわかってくれそうだから」
私はいつも体調が悪いから、安心して話せるそうだ。
私は、耳が聞こえる日なら、横になってでも話を聞くことは
出来るから、話をされれば聞きます。
でもさ、よほど親しい人でないと、
私も言葉を返すことがなかなか出来ない。
「黙って聞いてくれるだけでいいよ」、という人もいれば、
「何かアドバイスがほしい」、という人もいる。
アドバイスがほしい、という人は、その人自身が望む
言葉を私に求める。ずれると逆切れされることもある。
求める言葉を言ってほしい、
背中を押してほしい、
安心したい、
・・・逆切れされるときは、相手の気持ちに答えてあげられてないんだと思う。けどさ、ある程度、相手の人となりを知ってないと、私が相手の思い通りの反応を返すのは無理。
私は八方美人になるつもりもなく、
相手の求める私に大変身をするつもりもない。
ちょっとは合わせようと努力するけど、嘘はつきたくないし。
理由は、一度嘘をつくと、たくさん嘘をつかないといけなくなる。
つじつまも合わなくなる。
でも、嘘をつかないで正直にいくと、こじれることもある。
ということで、ちょいちょい困っている。
相手も悩んでいるわけだから、気持ちに余裕ないもんね。
打ち明け話が増えたことで、聞き方、反応の仕方にも
課題が増えた。深刻な話なら、なおさら。
「体調が悪いあなたなら、わかってくれそう」
と求められ続けるのもきついなぁ。
話聞かなければいいじゃん、断ればよいじゃん?
という意見もあると思います。
自分で動くことが出来ないと、逃げる場所へも移動出来ないのです。
結局、思うように動けない自分に落ち込み、
うまく振舞えない自分にまた落ち込む。