言った、言わない
友達同士でいろいろな揉め事があった新年のはじまり。
「言った」
「そんなこと言ってない」
誰もが記憶など曖昧なもの。
ましてやお酒が入っていれば余計に
覚えていないことが多いもの。
それを「絶対に言ってない」などは有り得ないというのが
客観的に見た私の印象。
「言った、言わない」では埒があかない。
そこで大切なのは、「今度は気をつける」とか、
「覚えていないけど、いやな思いさせたんだね」
相手への思いやりの姿勢なのではないだろうか。
どちらか一方ではなく、お互いに。
「絶対にそんなことを言うはずがない」
関係ない人にまで、味方を探して騒ぎまくるその人を見て、
「言った、言わない」の汚名を晴らすよりも、何か大切な
関係性が崩れる瞬間を見たように思った。
その場を退散して、飲みなおす。
できる限り信用できる人と共に過ごせる時間を持ちたい。
人との距離のとり方が苦手な私にとって、今年のひとつの目標。