湿気の無い晴天が好き

日々のつぶやきを、のんびり、まったりと書きます。

「無気力」を考える

「最近の若い人って、無気力だよね」
「若者の無気力が残念」

そう問われたり、感想を述べられることがある。
私は、どちらの味方でもないが、それでも感じるのは、
かつて自分も若者であったはず一部の人からの上から目線。

 

なんだろう、あの年齢を重ねた人が「上」という決めつけは。

 

10代や20代の人たちと、共に時間を過ごすことが多い私の答えは、

「若者は、無気力な人もいれば、無気力じゃない人もいる。」
若者に無気力な人が極端に多く感じるかと問われれば、決してそうは思わない。

そもそも、無気力ってなんだろう。

私なりの解釈では、
「ある一定以上の期間に、何に対しても誰に対しても、
興味関心を持たず、行動も起こさず、起こそうともしない」

と捉えている。


であれば、ある程度その人を知らなければ、そもそも無気力かどうか、
わからない。

たまたまその日、気持ちが乗らない、体調が悪いなどの理由で
何も行動しようとしない、だるそうにしている、ことが「無気力」ならば、
若者に限らず、誰もがそういうものだ。

若い世代への期待値や注目度が高いほど、無気力に見られがちなのかもしれない。

「あなた、無気力だよね」と言われてしまえば、気力も出ない。

「若者は無気力」と思ったことがありますか?
さて、あなたの周りの若者は、本当に無気力ですか?