フィギュアスケート競技から引退した織田さん。
現役最後のシーズンに、「号泣」シーンがメディアで取り上げられたことも
一つのきっかけとなり、このところ、バラエティ番組での出演が目立ちます。
「バラエティに立て続けに出てる場合じゃない」
「注目されるのは・・・表に出たくない」
と、本人がネタにするほどの活躍。
何年もかけて、全日本で優勝を勝ち取った鈴木選手の演技を見て
すばらしい演技に「号泣」
ソチオリンピックに出場した選手にエールを送ったり、
演技を見ながら「号泣」
相手のために泣けるというか、何より一人よがりではない涙だからこそ、
観る側に印象を残すのではないでしょうか。
当然の事ながら、織田さんの魅力は「号泣」だけではありません。
(もちろん演技もすごいんですが、今回は触れません)
人の話を引き出すのがとてもうまい。
冗談を言いながら、相手をリラックスさせる術も持っている。
相手が困ると、自分のことを自虐的に使い、話しやすい雰囲気を作る。
話の展開に、意外性がある。
フィギュアスケートという世界で、長く第一線で活躍した選手は、
やはり持っているものが違う。その中でも、彼は、誰かと何かを共にをする力が
抜群だと感じます。
競技者としては、大切な場面で、巡り合わせの悪さなどが重なり、
華やかなスポットライトの頂点を踏めないことも多かった。
そんなとき、彼は「号泣」したこともありました。
でも、その経験も一つ一つ重ねたからこそ、今の織田さんの魅力が輝き、
どんどん人を惹きつけている。違う「号泣」を出来る人になった、
そんな気がしています。
あまり、立て続けにバラエティに出すぎて、本来の魅力が隠れませんように。
「号泣だけじゃない」織田さんの魅力を、とても大切に思う
いちファンからの願いです。