サッカーワールドカップ。
生まれて初めて、しっかり見ました。
今までは、観てはいたけど、どこかおざなりで、
スポットライトを浴びる攻撃の選手ばかりを見ていました。
サッカーファンには申し訳ないけれど、90分の試合でゴールネットを
揺らす時間はごくわずか。その瞬間のために、長く走り続けることが、
どうも非効率的に見えて、面白さがいまいちわからなかったのです。
よくわからないまま、サッカーの魅力は、ゴールネットを揺らす、
華やかなシュート!って思っていました。
でも、今回の大会は、何だかわからないけれども、
予選でディフェンスの魅力にグッと引き込まれて、
自分でも驚くぐらい、試合が楽しみで仕方ない感覚へと変化しました。
ある国のディフェンスの選手が敗戦後、「自分は、あれ以上出来なかった」
と言い切りました。
守っても守っても自分のチームに点が入らない。
それでも自分の仕事を全うする。
華やかなシュートで点を稼いでも、相手にそれ以上の点を取られれば
試合に負けます。でも、守りきれば勝てる。
かっこいいな。
それから、見ていて思ったのは、サッカー選手のすごさ。
延長を含めると120分走り続けることが出来、
状況に応じて猛ダッシュは当然。なので、瞬発力も要求される。
当たり負けしない屈強な体がなければ、長く活躍も出来ない。
屈強な体で長距離走れて、瞬発力も。体の造りだけでも、こんなにすごいんだ。
相変わらず、知らないことは多いけど、知らない見方が増えたことで
面白さが増した。
4年後が、楽しみ。
久しぶりに、先が楽しみな感覚を持てた。