湿気の無い晴天が好き

日々のつぶやきを、のんびり、まったりと書きます。

漫画があって良かった

調子が悪くて家を出ることができない日、

痛みが強くて、明け方まで眠ることができない日、

時間のすごし方を模索していた。

 

お笑いや旅番組を流したり、

好きな音楽を聴いていたり、

いろいろと試した。

 

ある日、ブックオフで以前読んでいた懐かしい漫画を見つけた。

眠れない夜に読んでみると、面白くて、眠れないストレスが軽減して

楽しい時間になった。

 

それ以来、漫画を集めはじめている。

 

手が悪いので、ある程度の大きさまで、重さがあまりないもので、

作品は、いろんな人の口コミや、元気なときに本屋さんをめぐって

書店員さんのお勧めコメントを参考にしてみたりしている。

これが面白くて。

書店員さん、プロだね。

 

ジャンルは問わず。

キャラがしっかり立っているものが好きです。

 

どうせ動けないならば、どうせ眠れないならば、漫画を読んで

ゆっくりする時間にしよう。

 

漫画も持てない体調の日は、まだ過ごし方に課題がありますが、

まずは、漫画があって良かった!

更新、滞る

ブログの更新が滞っていた間、いろんなことを考えていた。

 

とりあえず、不条理なことがあって悲しい夏だったけれど、

でも、後ろ向きにはならないと決めた。やることはやる。

相手のことは嫌いだけど、自分がやらない理由は別。

 

 

長年の友人との関係を見直す勇気を持つことにした。

いろーんなことを悩んできたこの数年。

人はそれぞれ変化する。だからこその見直し。

大事な友人だと思って付き合いを続けてきた人もいるから、

関係を見直すことがとても世知辛いというか、自分がひどい人間と言うか、

後ろめたいというか、そんな気持ちがあって、戸惑って決断出来ない日々が

続いていたけれど、日々、友人と過ごすことの出来るのは限られている中で、

大事な人、大事だと思える人とその限られた時間をすごしたい!

だから、友人関係を見直す。そう決めた。

 

初めて経験する疾患が出て、体調もガッタガタだったけど、

でも、体の復活がいつかめぐってくるように、

心も充実できる日がいつか来るといいな。

 

もう治らない身体の疾患との向き合い方は、これからも悩むけど、

それも、仕方ない。

 

ブログの更新、滞る日々。

でも、私は、停滞しながらも、少しずつ足踏みしてる感じ。

 

今は、前へ進まなくても、これで良い。

今の場所を怖がらずにいきたい。とりあえず。

木村沙織 選手

2016.12.7 追記

 

木村沙織選手は、日本代表は引退表明したが、

Vリーグで現役生活を続けてくれた。

いてくれること、それが一番嬉しい。

覚悟をしないと試合が見れなかったとはいえ、

勝手に引退を覚悟していたあたり、ファンに方に申し訳なく思います。

ごめんなさい。

 

=====

 

 

 

あと1時間半ほどで、バレーボール木村沙織選手の試合がはじまる。

 

ファンとしては、そうなってほしくはないけれども、

この試合が木村選手の代表引退になる可能性がある。

代表引退だけではなくて、現役引退になるかもしれない。

 

いつかくるとは思っていたけれど、今、なんともいえない寂しさがある。

 

木村選手を春高バレーで見て、17歳で代表入りをしてからずっとファンだった。

愛くるしい笑顔、スイッチが入ると鋭く引き締まる眼光、美しすぎるスタイル、

という外見のみならず、

 

第一線でずっと活躍しながらも、一点一点を飛び上がって喜ぶ姿、

サーブレシーブのたびに構えを確認する姿、「基本が大切」、

「出来ないことを出来ないままにしておくのは格好悪い」といって

出来るようになっていること、数え切れないけれど

プレースタイルというか、競技との向き合い方に、格好良さを感じていた。

 

競技を少しだけ離れると、インタビューの受け答えに特徴があって、

ほんわかさせてもらったり、思わず笑ってしまったり、

バレーボールに真摯に向き合う姿と、インタビューの印象のアンバランスさが

私にとっては魅力だった。

 

ここ数年は、見ていてモチベーションが落ちているなと感じたり、もやもやすることもあった。でも、試合があると見たい気持ちはまったく薄れなかった。

 

ずっと第一線で活躍する中で、木村選手の努力がしっかり見える気がしていた。

すごい孤独だったり、一人で思い悩むこともたくさんあったと思うけれど、

木村選手は、いつもかわいらしい笑顔を見せてくれた。

 

ああ、積み重ねは、人をこんなに美しく、魅力的にするものかと感動していた。

バレーボールの面白さもたくさん教えてもらった。

 

私にとって長い時間、

「バレーボールのテレビ中継を見るイコール木村沙織選手を見る」だった。

 

感謝しかない。

見ているほうは、感動や感謝をたくさん受け取らせてもらってばかりで、

ただ、応援するしか出来ないけれど。

 

私に唯一出来る応援。

もう少しで始まる試合を、全力で応援するんだ。

ひとつひとつのプレーを大切に見たいと思う。

 

木村選手、気持ちよくスパイク打てるといいな。

勝敗を超えて、少しでも自分のプレーが出来るように心から願っています。

 

 

不条理

怒っても仕方ない。そう頭でわかっていても、感情がついていかないことがある。

3月に許可を取り、進めていた案件が、今日になって消滅した。


こんなことは、日常茶飯事だけど、今回は関係者の「ホルモンバランス」
にとことん振り回された感がある。

3月から昨日までの4ヶ月、寝る間を惜しんで準備を進めた。
予定の納期に間に合うように、ここしばらくは寝ずに進めた。

どれだけ痛かろうが、体調が悪かろうが、言い訳はできない。

めちゃめちゃ無理をしてでも、あとでどれだけダメージが残ろうと

これだけは、何とかしたかった。

諦めてばかりの毎日は、いやだな。ひとつ位はどうにかしたい。

 

それぐらい成し遂げたかった。

せめて、出来上がったものを見て「駄目」だと言われたかった。

出来上がったものを一瞬も見ないで、無残に散った積み重ね。


あれ?

こうして書いてると、よくあることだな。

 

どうしてこんなに悔しいんだろう。

どうしてこんなに悲しいんだろう。

 

永さんの言葉

「生きているということは、誰かに借りをつくること。

生きてゆくということは、その借りを返してゆくこと」

永六輔さんが遺してくださった言葉。

読売新聞で読んで、大切にしようと思った。

心より、ご冥福をお祈りします。

 

 

私は、今年で交通事故で頚椎を骨折してから10年目。

数え切れないほど人の手を借りて、生きてきました。

恩返ししたい気持ちは、抱えきれないほど持っているけれど、

返せない。どうしたらよいのだろう。一方的にお世話になりっぱなしも悲しい。
借りばっかり作ってるなぁ、たとえが悪いけど、借金がどんどん膨らんでしまう

ような感覚とでもいいましょうか。

何をするにももどかしく、途方にくれる日々が続いていました。

 

永さんのお言葉を借りて考えてみると、

生きていくことが借りを返すことだとしたら、私の生き方はせめて、

少しでも、他の誰かに重くのしかかったり、苦しめたりする、

そうではないように、そして少しでも何かを選択出来るような、そんな

生き方を諦めないでいたい。

 

気づかないところで意地悪してないか振り返るとか、
言葉選びとか、そういうの大切にしていく。

 

 

永さんの言葉、大切にします。

悲しみのち、ありがとう

混み合うバス停からの乗車で、体調がいまいち、ふらつきもある。
乗車前は不安しかなかった。
バスの中でしっかり立っていられるか、心配しながら
乗車したバス。
案の定混んでいた。優先席には大学生がぎっしり。
仕方がない。つり革は持てないから、棒を見つけて握る。

すると私の肩を叩いて、「どうぞ、座ってください」
大学生らしき女性。素敵な笑顔で声をかけてくれた。
本当にありがたかった。

「ありがとうございます!」
お礼を伝えて、申し訳ないなと思いつつ、
ありがたく座らせてもらった。

このバスは、大学生がたくさん乗っている。恐らく、大学近くの
バス停でも相当並んでから乗車出来るのだろう。
譲ってくれた学生さんは、やっとの思いで座れた席を、譲ってくれたんだ。


譲ってもらった席に座ってから、私は、お礼の伝え方を考えていた。
あんまりしつこくしてもダメだし、他の学生の目もあるから、
あまりたくさん話しかけても相手の負担になるし。

結局、終点に着く直前に、ありがとうをもう一度伝えた。
ちょっと自分の気持ちは表現出来なくらい嬉しかったけど、
言葉にするのは難しかった。ちょっと残念感が残った。

実は、行きのバスに乗る前、私はバス停に向かう途中で
かなりふらついて、転倒してしまった。まっすぐ歩くのが難しく、
ふらつきながら歩いて転倒したとき、小さなお子さんを連れた
母親が「良い子にしてないと、ああなっちゃうよ」
と私を指差し子どもに言い聞かせていた。

ぐずる子どもに何かを言い聞かせるために、転んだ私を指差したのだろうけど、
私はとても悲しかった。同じこと、何度か経験していることだけど、毎回悲しい。
直接相手に文句を言おうにも、立ち上がるので精一杯。その間に相手は
いなくなってしまった。

そんな経験をしたあとだったので、とっても爽やかな笑顔とともに
席を譲ってもらい、余計に心に染みたのだと思う。
ありがとう。

体調が悪くても、どうしても出掛けなければいけない日もある。
誰かに迷惑をかけないように、気をつけてもうまく動けない日もある。
「転ぶなら外出するなよ」とお叱りを受けることも多いが、
日常生活を送るうえで、外出しないと出来ないことも多い。

 

大げさに聞こえるかもしれないけれど、外出時は必死です。
どこまで体力がもつか不安もあるし、交通機関の混み具合なども
出たとこ勝負。
だからこそ、ありがたかった。


私も、体調が良いときは、席を譲れるように、どこかで恩返し出来るように
したいと思う。

捨てる神あれば、拾う神あり、っていうか、
悲しみののち、感謝で終われてほんとありがたい。
そして、何とか無事に外出を終えれてほっとした。

小塚選手

スポーツ選手の引退話が寂しいです。
仕方ない、わかっていても、もっと見たい
そんな勝手な私です。


スケートの小塚選手。
この記事での発言が、小塚選手を凝縮しているように
思います。

基礎が本当に美しい。
ただスケート好きで、技術的なことなど何も知らずにテレビで見るだけの私ですが、足元がしっかりしている選手という印象でした。


いったんスケートから離れるようですが、離れた生活での様々な経験を経て、再びスケート界を盛り上げてくださる予感。

大学院も5年間かけて卒業。じっくりゆっくり歩む。
そんなスタイル、素敵ですね。

時間の積み重ねにより培われたしっかりとした足元で、今後、小塚さんがどのような活躍をするのか、ひそかな楽しみです。

 

=====

「ほかの人よりは時間がかかっても、歩みは遅いと思うんですけど、いや、ときには停滞しているように見えることもあると思うけれど、その中で一歩ずつ、吸収しながら前へ進んできたと思っています」

(引用元:

www.msn.com